プロフィール


こんにちは。
店主のウブカタです。
エンデューロ大好きです。
宜しくお願いします!

categories

archives

リンク

ウブカタ・ジャパンのホームページ
ウブカタ・ジャパンのホームページ

ベータモータージャパン
ベータモータージャパンさん

フサベルブログ
フサベル時代のブログ

ガエルネ・ジャペックスホームページ
ガエルネ・ジャペックスさん

スポンサーリンク

CRF250RX 修理と電動ファン

0

    こんにちは。

    今回は、まだ新しいのですが、CRF250RXがトラブルで入庫。

    そう、覚えている方もいるかもしれませんが、

    少し前に燃料ポンプのギボシがスポスポだった車両です。

    その時のブログは、こちら。

    燃料ポンプを手直ししてから、しばらく何の問題もなく乗っていたのですが、

    週末に乗ろうとしたら、またエンジンが掛からないとの事。

    という訳でお店に持って来てもらいました。

    さて・・・

     

     

    とりあえず、前回手直ししてる燃料ポンプを疑う。

    エンジン掛からない。

    まぁ、エンジン掛からないと言っても、

    この場合はセルモーターでクランキングはするけど、

    エンジンが掛からないという感じです。

    燃料ポンプの作動音は聞こえる。

    でも、前回も作動音は聞こえた訳で、とりあえずバラす。

    またギボシがスポスポになってるかと思いきや、

    前回きつめに入るように少し潰してあげたので、

    問題はなさそう。

    これまた試しにオススメ出来ないけど、直接電圧掛けてやると、

    連続で作動する。

    あれ?

    燃料ポンプではないのか・・・

    一応、ポンプは分解できる所まで分解してチェックするも

    変わった感じはしない。

    今度は試しに、タンクにセットした状態でガソリンを入れて

    ポンプを作動させてみる。

    燃料ポンプに繋がるフューエルホースだけ抜いてあるので、

    ポンプが問題なければ、ドクドクガソリンが出るはず。

    ガソリンをキャッチできる受け皿を用意して試す。

    ドクドクというか、イメージしてたよりドバドバ出る。

    本来は、この出る量を調べたりするみたいですが、

    こんだけ出てれば問題ないはず。

    という事で、犯人は燃料ポンプでは無さそう。

     

    プラグなどもチェックしてみるも、

    どうもやっぱりガソリンが行ってないような気がする。

    ポンプが動いてるのに、ガソリンが行かない。

    インジェクターかな?

     

    と、いう事でインジェクターを外してみる。

    いつも真剣に作業してる訳ですが、

    今回は頭を悩ませすぎていたのか、写真がない・・・

    これまたオススメできないけど、

    スロットルボディーからインジェクターを外して、

    そのインジェクターと燃料ホースをつなぐ。

    元々燃料ホースはインジェクターに繋がってます。

    そこにちゃんとコントロールするカプラもつないであげる。

    これで、セルモーターを回してクランキングさせてあげれば、

    イメージだと、シュッシュッシュッと霧状にガソリンが噴射されるはず・・・

    スロットルボディーに装着されてないだけど、

    他は全て繋がっている訳だから。

    ただ、燃料ホースとインジェクターは本来スロットルボディーを

    介して固定されているので、

    このやり方だと、固定されていないので、

    ちゃんと抜けないように手で抑えながら・・・

     

    いざトライ。

    バシュ!

    あ、抜けた・・・

    燃料ポンプからのガソリンの圧力って、けっこうあるのね。

    ガソリンがバッシャーなるので、気をつけないと。

    今度は油断しないで、シッカリ抑えて、再度トライ。

     

    ん?

    出てるの?

    見えないだけ?

    いや、ガソリン出てないな・・・

    このやり方で出ない理由というか、

    組んでないと出ない、なんてセーフティーな機能はないはず。

    ありゃ、インジェクターかな?

    もしくはインジェクターに刺さるカプラーに

    電気が流れていないか・・・

    最悪なのは、ECUとか・・・

    まだ新車と呼べるぐらいしか乗ってないのに?

     

    うーん、これはけっこう参ってしまった。

    マニュアル見ると、やっぱり診断機をつないで色々チェックできるみたいだけど、

    持ってないからな・・・

     

    なので、困った時は相談だ。

    お知り合いなバイクショップさんが機械持ってるそうで、

    ちょっとチェックをしてもらうようにお願いしてみました。

    幸い、同じRXの車両もあるという事で、

    診断機で分からない場合は、考えられる部品入れ替えてみましょう!

    という事に。

    た、助かります!

    そして、後日某ショップへ。

    何か迷惑掛かるといけないので、分からないだろうけど、

    写真はぼかして、名前も伏せておきます。

    ちょっとイメージしてたのと違って、パソコン使うみたい。

    が、2019モデル用にアップデートされてたみたいで、

    すぐにチェックできなかった。

    なので、アップデートしてる間に出来る作業をやってみる。

     

    そのショップさんにあるRXと

    まずは燃料タンクごと入れ替えてみる。

    掛からない。

     

    次にインジェクター単体を入れ替えてみる。

    掛からない。

    今度は先にやった作業と同じく、

    インジェクター外した状態でガソリン噴射するかチェック。

    噴射しない。

     

    ありゃ?個人的にはインジェクターじゃないかな?

    と、様々な推測で考えていたけど、外れだった。

    というか、インジェクターであってほしかった。

     

    それが原因であってほしく無いワースト1なECUを

    交換してみる。

    これでエンジン掛かったら、嫌だな・・・

    掛からない。

    掛からない事で、ホッとするのも変だけど、ECUでもないか。

     

    インジェクター単体での噴射チェックはした訳だけど、

    ガソリン出なかった訳で、

    このやり方で、本当に出るのか?

    そのショップのRXで同じ事をテストしてみる。

    シュッシュッシュッ。

    噴射するわ〜。

    掛からない方のRXのインジェクターを

    そのショップさんのRXにつないで同じ事をしてみる。

    シュッシュッシュッ。

    出るじゃないか!

    となると、インジェクター説は完全に外れた事になる。

     

    すると、断線なのかな?

    インジェクターへの電圧って、12Vじゃないはず。

    しかも連続信号じゃないと思うので、

    測れるのかな?

    まぁ、断線だったりしたら、

    おそらく診断機を使えば、場所は特定できないけど、

    導通あるかは分かるはず。

     

    そんな作業をしていると、アップデートが完了したようです。

    という訳でマシンと接続。

    ん?上手くいかない。

    セルを回す。

    これでつながるはず。

    認識はするけど、接続が切れる。

    クランキングしてる間は接続するけど、

    セル止めると接続が途切れる。

    何だ?キルスイッチが作動してるのか?

    キルスイッチのカプラを抜いてみる。

    クランキングする。

    ババババ・・・

    あれ?エンジン掛かっちゃったよ。

    止めると、接続が切れるようで、

    再度クランキングさせるとエンジン掛かる。

    エンジン掛かったは良いけど、エンジン掛けてないと接続できないの?

    そんな訳ないな。

    とりあえず、今回はそのままエンジン始動したままチェック。

    使い方としては、エンジン掛けたまま、やる作業もあるので、

    問題は当然ない。

    ECUの履歴見ても、エラーはない。

    現状でもエラーはない。

     

    ん?

    と、いう事は犯人はキルスイッチか〜!

    キルスイッチをキャンセルして試してなかった・・・

    お恥ずかしい〜。

    2ストだったりしたら、真っ先に疑う訳ですよ。

    が、今回はキルスイッチにFIランプも内蔵されてて、

    クランキングの時に光るんですよ。

    これは正常な状態なんですね。

    ランプも光るし、なんたってプラグ見た時に

    スパークしてる訳ですよ。

    という事は、このRXはエンジンを停止させるのに、

    点火カットではなくて、燃料カットなのかな?

    試しにキルスイッチのカプラをつないでみると、

    またクランキングするけど、掛からない。

    カプラを抜くと、掛かる。

    という事で、お騒がせしましたが、原因を特定できました。

    いやー、本当に助かりました。

    ご協力ありがとうございました。

     

    で、店に戻って、早速キルスイッチをチェックする。

    これねー。

    赤い丸いのがキルスイッチ。

    その上の小さい丸いのがマップのスイッチ。

    右下のがFIランプ(オレンジに光る)だったり、

    マップの現状のモードをお知らせ(青で点滅する)だったり、

    ローンチコントロールを作動させる(紫に光る)だったり、と

    ランプは色を変えて知らせてくれる。

    と、このスイッチは機能が満載なのです。

    おそらく交換となると思いつつも、チェックしたくなるのです。

    という事で、車体と分離させる。

    分解する。

    ビス留めでなく、爪がいっぱいある。

    そーっと分解。

    想像してたけど、基盤になってる。

    ボタン側が白っぽいシリコン素材みたいなフタになってて、

    これで防水してると思われるけど、

    やはり水が入ったような痕跡がある。

    裏面。精密な感じだ・・・

    マニュアルにある電気配線図でつながりを調べる。

    まずは肝心のキルスイッチをチェック。

    導通はない。

    キルスイッチ押すと、導通する。

    あれ?

    正常なんじゃないの?

    何回か押してると、導通しない時がある。

    待てよ・・・

    押してる間に導通があるって事は、

    アースに落としてエンジン止めるタイプのはず。

    押して、導通出なくても、関係ない。

    押してなければ、そもそも導通出ない。

    キルスイッチは正常な気がするけど・・・

     

    と、いう事は、基盤上で繋がってる訳だから、

    基盤上でショートしてるかな?

    ECUからの配線が他の配線へショートしてるのかも。

    チェックしてみるも、導通は出ない。

    わ、分からん。

    電気難しいぞ。

    電気配線図を読み解く限り、

    色々と色を変えて知らせてくれるランプがある訳だけど、

    こいつは光ってた訳で導通があるはずだが出ない。

    発光ダイオード(LED)なんだろうけど、

    ひょっとして、ダイオードは簡易テスターでは導通取れないのかな?

     

    と、手持ちでインジケーターランプに使えるLEDのランプの新品があったので、

    それをチェックしてみる。

    プラスとマイナスが決まってるけど、

    合わせて導通をみてみる。

    あ、やっぱり導通出ないのね。

    と、ランプを見るとうっすらと光ってる。

    テスターの電気に反応してるみたい。

    光ってる訳だから導通はあるけど、テスターには反応しないのか・・・

    合ってるんだか、知りませんけど。

     

    うーん、それならうなずけるけど、

    ECUの配線がFIランプの配線にショートしてるって事かな?

    でも、導通のチェックは上手く出来ないと。

    合ってるかな?

    もう、このキルスイッチは修理できないという事にして、

    試しにECUからの配線をカットしてみる。

    この状態でカプラを車体につないで、エンジン始動を試みる。

    掛かるぞー。

    やっぱり、ECUからの信号線がスイッチ内部でショートしてるのは

    間違いなさそうだ。

    ならば・・・

    このカットした配線を延長してみる。

    そして、エンジンを掛けて、延長した配線をボディーアースしてみる。

    ピタ。

    と、エンジン止まるはず。

    ピタ。

    おー、止まるじゃないか。

    と、いう事はこの配線に別の単独キルスイッチをつければ治る訳だ。

    このスイッチ高そうだもんな。

    でもなー、基盤が壊れてるなら、他の機能も心配だし。

     

    と、スイッチの価格を調べてみる。

    ¥6,200(税抜き)か・・・

    安くはないけど、思ったより高くない?か・・・

    こんなに機能満載なのにね。

    以前、FXのキルスイッチが形状良いので注文しようと思ったら、

    案外高くてビックリしたけど、あれはキルスイッチだけの機能だったからな。

    配線がすごく長かったのと、防水カプラだったからな?

    話は逸れたけど、リスク取っても仕方ないので、注文しよう。

    が、どうやらパーツ品番は変更になっているようだ。

    で、気になって調べてみる。

    2018年までのCRFとは、そもそもRXは品番が違った。

    で、2019年のCRFのRの品番を見る。

    RXと同じだ。

    その新しい品番が、すでに新しい品番に切り替わっている・・・

    品番変更は、様々な理由であり得る。

    けど、これはひょっとして、ひょっとすると、

    トラブルかもしれない、防水性が低いとか、

    何か分かってて変更してたりして・・・と疑ってしまう。

    まぁ、知る由はない訳ですが。

     

    で、後日新品のキルスイッチ到着。

    新しい品番だけど、見た目分からない。

    もちろん交換したら、問題なくキュルボンバーでエンジン掛かる。

    もう〜!

    こういうのが嫌で新車を買ってるのに〜。

    と、思ってしまうけど、まぁこういう事もあると。

    しかし、本来エンジンを止めるのがキルスイッチな訳ですが、

    トラブルと火が飛ばないとか(ほとんどの場合)、

    エンジンが掛けれらない訳ですね。

    そういうシンプルな機能のキルスイッチな訳ですが、

    逆をいうと、シンプルな故に、それは単独にして欲しいですねー。

    FIランプ自体が壊れて光らなくたって、走れれば良い訳だし、

    マップの切り替えや、ローンチコントロールなんて、

    別売りのオプションでも良いんですけどね。

    さらにいうと、シュラウドの内側までハンドルから配線がのびて、

    カプラ接続されてる。

    これは、ゼッケンプレート裏でカプラ化して欲しいですよね。
    仮にレース時にトラブルがキルスイッチじゃないか?
    と予想した時にすぐに外してチェックしづらいし。

    ヤマハなんかは、キルスイッチとマップスイッチが別々じゃなかったかな?

    KTMなんかはEXC系だとハンドルスイッチと一体だけど、

    配線は単独なので、単独スイッチにもすぐに変更できる。

    FIランプも単独のはず。

    エンデューロモデルはメーター内蔵だった気がするけど、

    SX系は単独ランプだった気が。

    高性能なのは良いけど、信頼性の方が大事だと思いますけどねー。

    どうなんでしょうか?

    長かったけど、キルスイッチのお話しでした。

     

    と、ここで話は終わりではないのです。

    長いけど。

    このRXに乗っているお客様は、2014年モデルのCRF250Rから

    乗り換えだったのですが、

    RXは、どうもラジエターが噴きやすいのかな?

    エキパイが2本の左右出しになった関係か、

    どうも1本出しの時より左のラジエターが小さくなったのかな?

    その影響か、熱的に苦しそう・・・

    という事で、今回の修理でお預かりの間に電動ファンを装着する事に。

     

    これは、他でRXを乗っている方が装着してたので、

    真似てトライする事に。

    ファンは、その先に装着してた方がFX用を入れたという事で、

    同じ物をチョイスさせていただきました。

    パナソニックって書いてある。

    思ったより高くなく、9千円以下。

    PCファンなら、もっと安いけど、ヤマハさんが純正で使っているのです。

    圧倒的に信頼性があると思われます。タブン。

    しかし、枠もあるけど、付くのかな?

    いや、こういうのは、付くんじゃないのです。付けるのです。

    左側はラジエターホースがいるので、スペース的に無理なので、

    右側に設置します。

    ZETAのラジエターガードを装着していますが、

    この斜めのブレースが当然邪魔です。

    なので強度は落ちるけど、カットです。

    あー、何となく入るね。

    上手いこと右下の1本はラジエターガードにボルト留めできそうだ。

    他は、難しいかな・・・

    仮でファンを回してみると、かなり強力!

    FXの取り付け方は覚えてないけど、

    ファンの枠を見る限り、少しラジエターから離れてるみたい。

    でも、囲いがあるから、効率は悪くないのでしょう。

    その辺を上手く使いつつ、

    ZETAのガードと干渉する部分を徐々にカットして

    形をフィットするように調整。

    まぁ、この辺が手間が掛かる所ですね。

    カットして、あてがってを繰り返す。

    そして、完成!

    整備性が悪くならないように、配線は途中でカプラ仕様に。

    一応防水カプラにしてみた。

    電源は、この辺から。

    エンジン掛かると流れるやつ。

    ヒューズも入れてみた。

    バッテリー直でスイッチつけても良いけど、

    それだとセル使えなくなるかもしれないし。

    一応、発電した電源という感じですね。

    灯火類とかないから、バッテリーはエンジン始動時のセルとか

    燃料ポンプだけだと思うんですよねー。

    試してないけど、

    エンジン掛けた後にバッテリー外しても走るんじゃないかな?

    そうだとすると、ファン回しても充電電圧に余裕があれば、

    セル回らなくなる事はないかな?

    で、ハンドルにスイッチ追加。

    で、ここで少しやらかしてしまったのですが、

    オン/オフできるスイッチという事で、

    キルスイッチを用意しちゃったんですよねー。

    オン/オフスイッチじゃないとね。

    キルスイッチは、オンで導通切れて、オフで導通するんですよねー。

    スイッチは逆になってしまいました。

    まぁ、全く問題ないけれど。

     

    という事で、オチをつけるつもりは一切なかったのですが、

    キルスイッチにやられっぱなしのお話でした。

     

    おしまい。

     


    コメント
    コメントする