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珍しいトラブルシリーズ!CRF250RX

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    こんにちは。

    今回は、また珍しいトラブルシリーズ。

    マシンは、新型のホンダCRF250RX。

    新車で購入されてから、4回、5回?乗った感じ。

    まぁ、レースは1回出てるけど。

    これですねー。

    何がトラブったかというと、

    エンジンは掛かるけど、そくストップ。

    次第にクランキングはするけど、エンジン掛からず。

    そんな状態に。

    さて・・・

     

    そんな状態で、おかしいというので車両を持って来てもらいました。

    インジェクション車だから、経験上、燃料ポンプかな?

    インジェクション車の場合、レーサーじゃない市販車ならば、

    メインキーONにした時に、ほとんど車両の場合は、

    燃料ポンプが最初に作動するので、そのモーター音が聞こえますね。

    エンデューロレーサーやモトクロッサーの場合は、

    メインキーが無いので、セルのボタンを押すと、燃料ポンプが作動します。

    連続でクランキングさせると、クランキングの音にかき消されてしまうので

    音が聞こえなくなっちゃいますね。

    動作をチェックする場合は、ピっとセルモーターのスイッチを一瞬押して、

    確認する感じですね。

    自分はお客さんの車両でも、常にインジェクション車の場合は、

    気にしているので、この動作音を確認してから、

    エンジンを掛けるようにしています。

    バッテリーレスインジェクションのモトクロッサーなんかは、確認しづらいですよね。

     

    で、このCRF250RXは・・・

    音は小さいけど、動いてるっぽい。

    でも、エンジン掛からない。

    4ストインジェクション車だと、稀だけど、

    プラグがダメかな?

    なんて、思いながらも何回もクランキングさせていると、

    エンジンが掛かる。

    でも、1秒ぐらいで、すぐに止まる。

    やっぱりプラグかな?

    と、プラグをチェック。

    火は飛んでましたね。

    でも、連続でクランキングすると火が飛ばなくなる。

    燃料タンク外したりしてるから、

    正常の状態じゃないと判断して、スパークを止める機構とかが

    内蔵されているのかな?

    それともプラグがダメなのか・・・

    何だろう。

     

    プラグは手持ちがないので、手配するとして、

    とりあえず燃料ポンプもチェックする。

    ヒューズとか考えられそうな部分は、先にチェックしましたけどね。

    タンク外して、ガソリン抜いて・・・

    マニュアルあるけど、組み付けを考えて、現状をパチリ。

    向きとか色々ありますからね。

    ポンプ取れました。

    タンクの外のカプラーは4極だっけかな?

    のカプラーだったけど、中身は単純にプラスとマイナスの2線でした。

    まったくオススメできないけど、外してしまえばただのモーターなので

    12Vつないで、単体チェックしてみるべく、

    構造を見て、配線を抜く。

    これは、刺さるギボシの位置を記録するためにパチリ。

    細いマイナスドライバーでそーっとこじって抜いてやりました。

    空でモーターを回すのは、あまり良くないのかもしれないけど、

    まぁ、仕方ない。

    本来なら、チェック用のツールがあれば、この辺はその機械とか使えば、

    燃料ポンプのテストも出来るようだけど、

    専用ツールは持ってないので、アナログ的に作業です。

     

    ポンプは起動してたから、正常だよね・・・

    12Vつなぐと、ちゃんとモーター回りました。

    ポンプじゃないか・・・

    ヒートしたりした場合に止まる場合もあるけど、

    この場合は冷間時ですからね。

     

    とりあえず、プラグの入荷を待つ事に。

    プラグが入荷したので、すぐにプラグ交換してトライ。

    クランキングはするけど、掛からず。

    ポンプは動いている。

    全く同じだけど、たまにエンジン掛かって、そくストップ。

    掛かってるのは、わずか1秒足らずだけど、

    その間のエンジン音、また止まる時の感じでは、

    エンジン内部のメカニカル的なトラブルでは無い感じ。

    プラグを再度外してみると、

    クランキングさせてるのに、プラグはガソリンで濡れてない感じ。

    まぁ、2ストじゃないから、そこまで濡れたりするか微妙だけど。

     

    ヤバいな・・・

    分からないぞ。

    お仕事繋がりで、専用ツール持ってる所に相談して、

    とりあえずバイク持っていって診断してもらうようにお願いをする事に。

     

    別件で遠方の知り合いの方がエンジン掛からないというバイクのトラブルで

    少しやり取りをしていたのですが、

    やっぱり燃料ポンプじゃないかな・・・

    という気になってきました。

    ポンプは動いてるけど、燃料が行ってないような・・・

    燃料タンクを外す時にポンプと燃料ホースを切り離すけど、

    ホース内にはガソリンが流れているのは確認している。

    だとすると、連続して燃圧が掛けられていないかな?

    再度ポンプ摘出。

    マニュアルでも、ここまでの分解は書いてある。

    フィルターを交換したりできるみたいですね。

    これかな?と思ったバルブ。

    燃圧が一定以上かかった時に開放する役目だと思われる

    プレッシャーリリーフバルブだっけかな?KTMとかだと、そういう名前だった気が。

    これが、ちゃんと閉まっていないと、構造的に燃圧が掛からないので、

    どうかな?と。

    何か詰まってるとか。

    あり得なくはない。

    が、空気送ってみても漏れない。

    圧が逃げないなら、正常だけど、一応コンプレッサーで

    エアでバシュっと圧を掛けてやると、

    ちゃんと圧は開放される。

    正常か・・・

     

    やっぱり診断機とかでダメ元で診るしかないかな?

    これまた経験上、診断機とかで原因が判明した事がフサベルの時も

    ほとんど無いんですよねー。

    そもそも、このRXもFIランプ点灯してないし。

    エンジン掛からない状態でクランキングしてる時に点灯するのか不明だけど。

    KTMとかは、クランキングさせた時にメインリレーが開いてれば、

    その間は点灯したと思うけど。

     

    とりあえず、元通りに組み立てよう。

    すると・・・

    あれ?モーター側にダイレクトでつながる配線のギボシがスポスポだ。

    そういえば、分解する時に、

    カプラー側のストレートのギボシは、

    ドライバーとかで、こじらないと取れなかったのに、

    モーター側のギボシは、分解するときに知らない間に抜けてたんですよね。

    てっきり、少し引っ張ったかと思ってたけど。

    これですね。

    まさかな・・・

    と、試しにプラスもマイナスもギボシ(L型)を抜き差しすると、

    両方ともスポスポです。

    まさか、ここの接触不良なの?

    ギボシを少し潰して、少し抵抗があって入るぐらいに調整してみる。

    これで簡単に抜ける事はないぞ。

    カプラー側のストレートのギボシは、

    ちゃんとグイっと入る感じ。

     

    これで掛かっちゃったりして、

    と淡い期待を胸に組み立てて、タンクにセット。

    で、セルのスイッチをチョイ押しで、ポンプの作動を確認。

    うん、動いてるけど、これは今までと変わりない。

    音が小さいよな。

    いざ、ちゃんとクランキング。

    ブーン、トトトトトっ。

    おー!、一発で掛かるし、アイドリングする。

    スロットル操作しても、止まらない。

    エンジン止めて、再度クランキング。

    すぐにエンジン掛かる。

    アイドリングもする。

     

    マジかー!

    原因は、スポスポのギボシか・・・

    新車間もないし、乗ってて転倒とかで痛むところじゃないし。

    これって、部品の不良のような気がするけど。

    他のマシンはどうなんだろか?

    たまにエンストしてたのも、これが原因だったりして?

     

    外部に露出してる部分なら、何かの拍子とか、

    洗車の水とか、泥かぶったとか、

    接触不良の原因になるかもしれないけど、

    燃料タンクの中でガソリンに基本浸かるところだからな・・・

    まぁ、厳密にいえば、隙間が大きければ、

    ガソリンで油膜が出来るかもしれないし、

    逆に燃料が少ないと空気に触れて、表面が何か変化するとか・・・

    フサベルの時もあったけど、KTM系のインジェクション車は、

    燃料タンク内に長いホースがトグロ巻いた感じで収まってる(組み立ての構造上で)けど、

    ホース内にガソリンがあるけど、ホース自体は空気に長い間触れている、

    そんな状態が続くと、白い粉みたいの噴くから、

    それは除去しろ。なんて話があったけど、

    そういう事もあるのだろうか?

     

    その後は、何度確認しても問題なく始動できるし、

    変な止まり方はしなくなりましたね。

     

    推測だけど、おそらく最初に導通する時、

    セルのスイッチを押した時は、モーターが動く。

    けど、クランキングとかの振動で接触が途切れる。

    連続してポンプは作動していない。

    でも、クランキングさせずに、セルのスイッチを押した時は、

    また動く。

    そんな繰り返しだったのかも。

    運よくエンジンが掛かっても、やはり振動で接触が途切れると

    ポンプが止まる。

    すると、即座にエンジンが止まる。

    ポンプが動く条件は、エンジン掛かってるか、

    セルのボタン押してる間だけですからね。

     

    これは、とても運が良く発見できた感じですね。

    おそらく診断機につないで、ポンプを作動させると、

    クランク動く訳じゃないから振動も少なくて、連続して動いたかもしれないし。

    実際に、ポンプ単体で自分が試した時は、12Vつないでる間は、

    ちゃんと回ってたし。

    配線を手で持っていたから、ギボシが緩くても接触してたんでしょうけど。

    予定では、違うRXのタンクごと交換して試そうと思っていましたからね。

    それでエンジン掛かれば、原因はハッキリしないけど、

    ポンプだな!となって交換する所でしたから。

     

    組み立て時の作業ミスとかって感じでもないし、

    たまたまかもしれないけど、

    どうなんでしょうね。

     

    ちなみに、何度かポンプ外したり、装着したりしてたら、

    タンクとポンプの間のOリング切っちゃいましたね。

    サイズが微妙でやりづらかったです。

     

    と、直って良かったですが、

    珍しいと思われるトラブルでした。

    ECUとかがダメだったら、どうしよう?と思いましたね。

    珍しいだけに、参考にならないでしょうけど。

    ひょっとしたら、似たトラブルはあるかもだけど。

    おしまい。

     

     

     


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