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セロー225 修理!

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    こんにちは。

    今回は、レーサーモデルではなく、国産トレールの名車である、

    セロー225の修理です。

    この車体はウチで販売した車両ではないですが、

    少し前に珍しくセロー225を中古で販売しましたね。

    その時、少し河原でも乗りましたが、

    めっちゃ良いマシンでしたね。

    スピード系のレースには不向きと言えると思いますが、

    お山遊びや、オフロード初心車の方には、オススメなマシンですね。

    とは言っても当然新車では手に入らないですし、

    中古のマシンも程度が様々でしょうから、難しいですね。

    この年式とかだど、新車当時は35万ぐらいだったかな?

    今思うと、めっちゃ安いですよね。

    40万ぐらいでも、今新車買えるなら、売れると思うんですけどね。

    単純にこのままだと、今の排ガス規制とかは難しいんでしょうね。

    前置きが長くなりましたが、

    今回は、一緒に日野に走り行ってたのですが、

    その遊んでいた時に途中から、エンジンから異音がする・・・

    そんな状態でした。

    ギアを入れて走ると、ガキン!とヤバめな音してました。

    シフトのスプリングでも折れて、ちゃんとギアが入らないのかな?

    と思っていましたが、

    さて・・・

     

    とりあえず、シフトドラムとか、その辺のスプリングじゃないかな?

    と、アタリをつけて、クラッチカバーを開けてみる。

    ボルト多いからね。

    後で組む時に確認するの面倒だし、

    間違えると厄介だから、こういう場合は段ボールとかに絵を描いて、

    ボルトの位置を再現したりすると、間違いもないですね。

    これだと、組むのが後日になっても、楽チンです。

     

    クラッチカバーが補修してあるから、新車当時から開けた事がない。

    という事はないだろうけど、

    なかなかに固着してる。

    そりゃ、そうだよね。

    開けた所を写真撮り損ねたけど、

    いきなり、嫌な物発見。

    うわ、何か欠けてるじゃん。モロに・・・

    どう見ても、ギアの歯っぽい。

    とりあえず、この時点で、見える範囲をチェックするも、

    欠けてる所は見当たらない。

    うわぁー、マジか。

    ミッションだったら、大事だ。

    かなりお求め易い価格で入手したようだから、

    ミッションまで修理となるとバラシて、部品で売った方が・・・

    なんて事が頭をよぎる。

    まぁ、とりあえずクラッチはバラシてみるか。

    見えてないだけかもしれないし。

    クラッチも分解。

    当初、アタリをつけていたシフトドラム周辺のスプリング類は、

    正常そうだ。

    欠片が出てきた時点で違うのは分かってるけど。

    うーん、欠けたのは見えない。

    クラッチかな?

    クランクに回されるバスケットに固定されたドリブンギアではないみたい。

    ひっくり返したら・・・

    これだ。

    欠片は、2個半みたいな感じだったけど、

    正にそんな感じで欠けてる。

    このギアは、キックでエンジン始動する時に連結するギアでしたね。

    本来、このモデルは、キックが無いモデルだけど、

    後付でキックが付けられていたようです。

    まぁ、このクラッチバスケット(正確にはプラマリドリブンギアコンプリート)

    のASSYだけど、キックが外されたモデルでも、このギアはそのまま

    ついてるようですね。

     

    破損箇所をオーナーさんにお伝えして、

    異音がし始めた状況を改めて聞いてみる。

    どうも、ガレ場だったかな?

    で、点灯してから音が出始めたみたい。

    転倒させた時にバイクの上に体が乗っかったような状態になったらしい。

    あくまで、推測だけど、

    その時にエンジンが止まるまでの間に

    キックペダルを動かしてしまったのかも。

    これがそうか、確認してないけど、

    エンジン回ってる時にキックペダル下ろそうとすると、

    カカカカッと、音はするけど、

    ラチェットみたいな機構?になってなかったけかな?

    たまたまタイミングが悪かったのかもしれないけど、

    その時にガキンッ!となって割れたのかも。

     

    キックでエンジン始動しようとした時に、

    キックがスカっと空振りする時があった、と言っていたけど、

    ちょうど、この欠けた所だと、

    クランキング出来ないかもね。

    割れたギアの相方となる、エンジン動いてる間、

    ずっと回るフリーのギアをチェックすると、

    歯が荒れてましたね。

    これが、異音の原因のようです。

    エンジンが動いてると、クラッチが回されて、

    それと同軸のこの欠けたギアは、

    キックギアと連動する、そのフリーで回るギアと連結しています。

    ちょっとギアが欠けてるだけなので、

    パーシャルとかで回ってると、そのまま問題なく回り、

    ブリッピングしたり、トルクが掛かる時に、

    欠けたギアが噛み合うタイミングだと、ガキンガキンと音が鳴ったのかな。

     

    うーん、原因は分かったけど、

    この割れたギアと、合い方のギアを交換か。

    バスケットとASSYだけど、安くはないよね・・・

    2万ぐらいか・・・

    よくある段付き摩耗もしてるけど、これは痕はついてるけど、

    段付きって程じゃないしな・・・

    キックがなければ、意味のないギアだから、

    いっそ、キックを外しちゃえば、そのままイケるんじゃないか・・・

    実際には欠けたギア分、バランス狂うのかもしれないけど、

    小さいギアだし、問題ないかな。

    と、いう事で、元々セルオンリーでキックないんだから、

    外しちゃう事に。

    そうしたら、合い方だったフリーなギアも要らない訳で。

    よく、YZ250FXとかでもキック外すと軽くなる!

    なんてありましたが、

    キックペダルとか物理的に外す事で軽くなるのと、

    このキックに連動するフリーで常に回されるギアが

    不要になる事で、エンジンフィールも軽くなる。らしい。

    体験した事ないから、分からないけど、

    実際そうだろうね。

    この場合、非力なセローだけに効果もあるかも。

    と、言っても本来付いてなかったんだから、元に戻るだけですが。

    これ、キック付いてる状態。

    外すと、こんなにシンプル。

    クラッチも分解してたので、当然ついでにチェック。

    焦げ臭い匂いはしてないけど、焼け気味かな?

    けっこう減ってるし。

    と、いう事で、部品交換代が浮いた分で、クラッチは交換する事に。

    部品調べてみたら、純正もけっこうするので、

    社外品のクラッチがほぼ同じ価格だったので、

    そちらにしてみる。

    クラッチプレートとかに穴が空いてる。

    キレや耐久性が良いらしい。

    スプリングも交換。

    右が新品、左が元の。

    プッシュロッドの調整と、この中に入るOリングも交換してみた。

    キックペダルの穴は、シールを外して、

    本来のメクラキャップ仕様に。

    何だか、簡単に入ったので、抜けないとは思うけど、

    簡単にテープで補強してみた。

    アルミテープとかで、スプロケシールも補強したりするのは、

    有効らしい・・・

    そんな感じで、修理完了。

    当然、異音はしなくなった。

    始動性は良好なので、キック無くても平気でしょう。

    これぐらいのマシンなら、最悪は押し掛けも出来るでしょう。タブン。

     

    と、さっき書きましたが、たまたま別のセローが、

    ドライブスプロケのシールからオイル漏れがあったので、

    そちらもついでに。

    ここですね。

    オイルけっこう漏れたらしい。

    持って来た時は、止まってたけど。

    と、いうかオイルが減っただけでは?

    シール外そうとしたら、クルクル回っちゃう感じで、

    緩くなってましたね。

    こちらはシール交換。

    どうも、ここ抜けやすいみたいですね。

    この車両は抜けてませんでしたが、抜けかかってる場合も多いとか。

    気休めだけど、ここもアルミテープとかで補強しておくと良いらしい。

    確かにそうかも。

    こちらのセロー225は、ノーマルステップが細いから、

    太いやつにしてください。とご依頼も。

    調べてみると、確かにある。

    が、このお求め易いDRC製のやつは、年式が95-04になってた。

    このセロー95より前の年式だけど・・・

    どうやら、少しカットすれば装着できるらしい。という情報を元に

    トライしてみる。

    おー、ちょっとカットしたら、確かに着いた。

    右側だったかな?

    こっちは素直に着くじゃん。と思ったら、スプリングが

    上手くセットできない。

    そこもちょっと加工したら、ちゃんとリターンするように。

    適合してないので、オススメしませんけど。

    DRC製のは、お求め易い価格なので、アリかもしませんが。

     

    と、バイク屋あるあるですが、

    普段あまり触る事がないセローでしたが、

    やっぱりこういうのは、続いて作業が入るんですね。

    不思議。

    おしまい。

     

     


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